温泉観光士

生活・美容更新 2026年9月10日
温泉観光士
合格率 / Pass rate
公式の合格率は未公表
勉強時間 / Study
2日間の講座(公式時間割)
費用 / Fee
一般10,000円 / 学生8,000円

温泉観光士は、温泉を観光と地域づくりの両面から学ぶ資格

温泉観光士は、日本温泉地域学会が主催する「温泉観光士養成講座」を受講し、試験と出席状況を踏まえて認定される資格です。温泉の成分だけを覚える講座ではなく、温泉地学・化学・生物学・工学・観光学・経済学・歴史文化・法学などを横断して、温泉地をどう理解し、どう活用するかを学びます。

学会の講座案内では、温泉資源の保全と適正利用、持続可能な温泉地域社会、観光・保養への活用を開催趣旨に挙げています。したがって、温泉巡りの知識を増やしたい人だけでなく、旅館・観光・地域づくりに関心がある人にも接点のある資格です。医療や入浴の個別判断をする資格としてではなく、温泉と地域を多角的に学ぶ学会認定資格として捉えます。

2026年東京講座は10月10日・11日、申込は10月2日必着

2026年の東京講座は、東京都三鷹市の杏林大学井の頭キャンパスで開かれます。現行の講座ページには開催日が「2026(令和8)年10日(土)・11日(日)」と月を欠いて表示されていますが、学会ホームのお知らせは「10月10日(土)・11日」と案内しています。本稿では、ページ内のプログラム表とホームのお知らせを照合し、2026年10月10日(土)・11日(日)として記録します。表示が更新された場合は、申込前に公式ページを再確認してください。

確認項目 2026年の公式案内
主催 日本温泉地域学会
開催日 2026年10月10日(土)・11日(日)
会場 杏林大学井の頭キャンパス(東京都三鷹市下連雀5-4-1)
受講できる人 18歳以上。年齢以外の経験条件は案内されていない
募集人員 100名。申込順で定員になり次第締切
受講料 一般10,000円、学生8,000円。教材費・郵送費・認定証代などを含む
申込期限 2026年10月2日(金)必着
認定 2日目の試験と出席状況を踏まえ、合格者に認定証を授与

受講料は、試験だけの料金ではありません。テキストの事前郵送や認定証代などを含む講座全体の料金です。会場は杏林大学ですが、講座に関する問い合わせ先は会場ではなく、主催者である日本温泉地域学会事務局と案内されています。申込フォームに氏名、所属、住所、電話番号などを入力し、同時に受講料を振り込む方式です。住所やメールアドレスは、事前テキストの発送に使われるため、入力前に確認します。

2日間で温泉を9分野から見る

2026年のプログラムは、1日目に温泉地学、温泉化学、温泉生物学、温泉観光学、温泉経済学、2日目に温泉工学、温泉医学、温泉歴史学・文化論、温泉法学の9分野を配置し、その後に試験、特別講座、修了式が続きます。公式の時間割では、1日目は10時から16時30分ごろ、2日目は9時30分から17時10分ごろまでの流れです。

温泉地学では湧出機構や保護と利用、温泉化学では成分・分析・管理、温泉生物学では温泉微生物を扱います。観光学と経済学では温泉地の観光発達、資源管理、雇用と労働力に触れ、歴史文化と法学では温泉史・文化、温泉法・行政・温泉権を学ぶ構成です。温泉医学の講義名には入浴法や健康も含まれますが、ここから個人の症状や治療効果を判断することはできません。本稿でも効能の断定や入浴の健康助言は扱いません。

試験と合格率は分けて確認する

公式案内が明記しているのは、2日目の15時から15時30分までの試験、出席状況を踏まえた認定、合格者への証書授与です。合格率、合格基準、試験問題の詳細は、2026年の募集ページで公表されていません。したがって「合格率は何%」「何点で合格」といった数字を、過去の受講記や別の温泉資格から補うことはできません。

準備では、申込後に送られるテキストを読み、温泉の自然科学・観光・地域運営・制度を分けずに学ぶことになります。公式の科目名を手がかりに、温泉の定義や成分、温泉地の成り立ち、資源管理、温泉法に関する用語を自分の言葉で整理するのが現行案内から導ける学習の置き方です。標準学習時間や合格を保証する勉強法は、公式には確認できません。

受講者の記録から分かる講座の広がり

独立した参加記録として、宮下菜穂子さんの受講記があります。2020年の熱海講座について、1日目の温泉地学・化学・生物学・工学・観光学、2日目の温泉医学・経済学・文化論・法学・熱海学と試験、3日目の屋外実習を経験したと記録しています。これは2026年東京講座の時間割や日程を決める資料ではありませんが、学問分野を横断し、地域を歩いて学ぶ回があったことを知る受講者側の記録として参考になります。

また、城西国際大学の参加報告では、2024年に観光学部の学生7名が受講し、地学・化学・生物学・工学・医学・歴史文化論・経済学・観光学・法学の9分野を学んだと紹介されています。学生の感想には、温泉法の定義、温泉文化、温泉資源の観光利用など、受講前に想像しにくい学習範囲が出ています。これらは個人の学習成果や感想であり、誰にでも同じ理解度や合格結果が生じるという意味ではありません。

温泉ソムリエとは主催者も取得方法も違う

名前に「温泉」が入るため、温泉ソムリエと同じ資格、または一方が他方の上位資格だと考えないようにします。温泉観光士は日本温泉地域学会が主催し、現行の東京講座では2日間の講義・試験・出席状況を踏まえて認定します。一方、温泉ソムリエの記事で扱っている温泉ソムリエは温泉ソムリエ協会の制度です。主催団体、講座、料金、認定条件が異なる別資格なので、温泉と観光を学術的に広く学びたいのか、温泉の楽しみ方を入口に知識を得たいのかで公式案内を選びます。

申込前に確認すること

  1. 2026年10月10日・11日の両日を会場で受講できるか確認する
  2. 18歳以上、100名先着、申込期限10月2日必着という条件を予定に入れる
  3. 一般10,000円・学生8,000円に教材費等が含まれることを確認する
  4. 住所・メールアドレスを正確に入力し、主催者のGoogleフォームと振込案内を照合する
  5. 温泉ソムリエなど別団体の資格と混同せず、資格名・主催者・認定条件を保存する
  6. 日程や会場、定員の更新がないか、申込直前に公式ページへ戻る

確認した資料

確認日:2026年9月10日。2026年の開催日、会場、対象者、定員、受講料、申込期限、認定方法、プログラムは日本温泉地域学会の講座ページと同学会ホームのお知らせを確認しました。受講者の学習範囲は個人の受講記と大学の参加報告を参照し、公式の合格率・標準学習時間・現在の募集条件には置き換えていません。温泉観光士と温泉ソムリエは主催者の公式ページを分けて確認しました。

温泉観光地域づくり旅行資格