「風水を学びたい」と思ってこの資格にたどり着いた人が、まず戸惑うのがその仕組みだ。多くの検定は「テキストを買って独学し、申し込んで受験する」という一本道だが、JADP認定風水アドバイザー®は違う。試験だけを単体で受けることができず、まず協会が指定する「認定教育機関」で講座を修了することが前提条件になっている。
この記事では、そもそもどこで何を学べば受験資格を得られるのか、という最初の一歩から順番に整理する。
JADP認定風水アドバイザー®の仕組み
一般財団法人日本能力開発推進協会(JADP)が認定する資格です。風水の基礎知識、環境との関わり、住宅への応用について、指定の教育課程を修了したうえで試験に合格した人に与えられます。
受験までの3ステップ
- JADP指定の認定教育機関でカリキュラムを修了する: 直接JADPに申し込むのではなく、協会が認定した通信講座等の教育機関で所定の課程を修了する必要がある。受講料・教材・学習時間の目安はこの教育機関側が個別に設定しており、JADP公式サイトには金額の記載がない
- JADP公式サイトの検定試験申し込みフォームから申請する: カリキュラム修了後に手続きする
- 受験料を支払い、在宅で受験する: 支払い確認後に問題が発送され、自宅で解答・返送する方式
受験資格と受験料
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 受験資格 | JADP指定の認定教育機関でカリキュラムを全課程修了した者 |
| 受験料 | 5,600円(税込) |
| 認定教育機関の受講料 | 公式発表なし(教育機関ごとに異なる) |
試験方式と合否発表
在宅受験方式で、カリキュラム修了・申し込み・受験料支払いの3点が確認された後に問題が発送される。得点率70%以上で合格。答案返送から合否通知まで約1ヶ月かかる。
出題される4つの分野
出題範囲は認定教育機関のカリキュラムで学ぶ内容と対応しており、公式には以下の4分野が示されている。
| 分野 | 内容 |
|---|---|
| 風水の基礎 | 風水の考え方・歴史的背景 |
| 環境と風水 | 環境要素(方位・地形等)と風水の関係 |
| 人と風水 | 人の暮らし・運気と風水の関わり |
| 住宅に関する風水 | 間取り・インテリアへの応用 |
出題数や記述式・選択式といった形式の詳細は、JADP公式サイトには明記されていない。この部分は受講する認定教育機関の案内で確認する必要がある。
学習の進め方
直接申し込める試験ではない以上、最初の判断は「教材を買う」ことではなく「どの認定教育機関で学ぶか」を選ぶことになる。
- JADP公式サイトで認定教育機関の一覧を確認する: 資格ページに教育機関へのリンクが用意されている
- カリキュラムの内容と受講料を比較する: 受講料・学習期間はJADPでなく各教育機関が個別に案内しているため、複数を比較してから決める
- 課程を修了したら申し込みフォームから受験申請する: 修了と同時に自動的に受験できるわけではなく、申請の手続きが必要
- 在宅受験し、約1ヶ月後の結果を待つ: 返送後すぐに分かるものではない前提でスケジュールを組む
推奨学習時間についてJADPは数値を公表していない。カリキュラムの分量自体が教育機関によって異なるため、興味のある教育機関の講座概要を先に確認してから学習計画を立てるのが現実的だろう。
住宅・インテリアの仕事に活かす
JADP公式サイトは、インテリア・住宅関連の仕事をしている人が「プラスαの技術」として活用できるとしている。就職・転職の場面でのアピール材料になるほか、独立開業する際に資格保有者としての信頼性を示す用途にも使われるという。
風水そのものを職業にするというより、住宅・インテリア・不動産といった既存の仕事に「風水の視点」を加える資格、という位置づけで捉えると実態に近い。
似た名前の資格との違い
「風水」を扱う民間資格は複数の団体が独自に運営しており、名前だけで検索すると別団体の資格と混同しやすい。たとえば「風水師」は全日本風水師協会、「風水セラピスト」は日本占い師協会(JFTA)が認定しており、いずれもJADPとは別の団体・別のカリキュラムである。認定教育機関を選ぶ段階で「この講座はどの認定資格につながっているのか」を確認しないと、想定と違う資格の学習を始めてしまうことになりかねない。この記事で扱っているのはJADPが認定する「風水アドバイザー®」に限定される。
参考文献・出典
- 日本能力開発推進協会(JADP) 公式サイト — 協会概要の一次情報源
- JADP認定風水アドバイザー® 資格ページ — 受験資格・受験料・試験方式・出題範囲の公式情報
- JADP よくある質問 — 資格の活用シーンに関する公式回答
