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アロマテラピー検定

アロマテラピー検定
生活・美容難易度: ★★☆☆☆更新日: 2026年4月2日
合格率: 約90%(1級・2級共通)
勉強時間: 約20〜50時間(2級)/ 約50〜100時間(1級)
受験料: 6,600円(1級・2級各)/ 13,200円(1・2級併願)

アロマテラピー検定ってどんな資格?

アロマテラピー検定は、公益社団法人日本アロマ環境協会(AEAJ)が主催する、精油の知識・安全な使い方・心身への作用を体系的に学ぶ検定試験です。1999年の創設以来、累計受験者数は55万人を超える日本最大のアロマ関連資格で、1級・2級の2段階構成になっています。

興味深いことに、合格率は1級・2級ともに**約90%**という高水準を維持しています。これは試験がふるい落とし目的ではなく、「アロマテラピーの正しい知識を広める」という協会の普及理念を反映しているからです。ちなみに、2025年5月の試験から従来の「香りテスト」(精油の嗅ぎ分け)が廃止され、筆記試験のみとなりました。自宅のパソコンから受験できるIBT(インターネット試験)方式が導入されており、会場に足を運ばなくてもよくなりました。

受験資格の制限はなく、年齢・学歴を問わず誰でも挑戦できます。1級から直接受験することも可能で、順番に縛られないのも使いやすい設計です。

何を学ぶ?試験の中身

2級の出題範囲

項目 内容
出題数 55問
出題形式 四択一式(マークシート)
試験時間 35分
合格基準 正答率80%以上
主な範囲 アロマテラピーの基本・精油の基礎知識・植物油・アロマクラフト・法律・歴史

1級の出題範囲

項目 内容
出題数 70問
出題形式 四択一式(マークシート)
試験時間 35分
合格基準 正答率80%以上
主な範囲 2級範囲+精油のメカニズム・解剖生理学・ビューティ&ヘルスケア・精油プロフィール(全30種類)

1級で出題される精油は、ゼラニウム・ラベンダー・ローズオットー・ローズマリー・ユーカリ・ペパーミント・ベルガモット・レモン・スイートオレンジ・グレープフルーツ・ジュニパーベリー・フランキンセンス・イランイラン・クラリセージ・サンダルウッド・パチュリ・ブラックペッパー・ベチバー・ベンゾイン・マージョラム・スイート・レモングラス・カモミール・ジャーマン・カモミール・ローマン・ジャスミン・スペアミント・ティートリー・ネロリ・パイン(ニードル)・サイプレス・ジンジャーの30種類です。

主要テーマを整理すると:

テーマ 内容
精油の基礎 精油の定義・抽出方法(水蒸気蒸留・圧搾法等)・保管・注意事項
精油のプロフィール 産地・香りの特徴・主な作用・主成分(1級:30種、2級:11種)
アロマテラピーの仕組み 嗅覚のメカニズム・精油が体に働くルート・精油の化学(1級)
実践・クラフト バスソルト・クリーム・芳香浴・トリートメントの基本
歴史・法律 古代エジプトからガットフォセ・モーリス・メッセゲ等の近代史と関連法規

取得までの道のり

試験は年2回、5月と11月に実施されます。IBT方式で自宅から受験でき、申込もオンライン完結です。

ステップ 内容
① 公式テキストを入手する AEAJ公式テキスト(1・2級対応)が試験範囲の基準
② 学習期間を確保する 2級:1〜2ヶ月、1級:2〜3ヶ月が目安
③ AEAJ公式サイトから申し込む 試験期間(年2回)に合わせて受験申込
④ IBTで受験する 自宅のPCで受験。受験後すぐに合否が分かる場合が多い
⑤ 1級合格後にAEAJ入会(任意) 上位資格を目指す方は入会してアドバイザー等へ

なお、1・2級を同時に受験する「併願」の受験料は13,200円で、別々に受験するより費用対効果が高くなります。

合格率と難易度のリアル

合格率 難易度の目安
2級 約90% 入門レベル。精油11種類の基礎知識が中心
1級 約90% 2級の知識に加え、精油30種類の詳細な暗記が必要

合格率90%は資格試験としては最高水準の高さです。ただし「簡単すぎて意味がない」わけではなく、精油30種類を香り・産地・成分・作用まで網羅する暗記量は相応にあります。アロマへの関心がモチベーションになるため、好きなことを学ぶという意識で取り組むと自然と力がつきます。

ちなみに、かつて難所とされた「香りテスト」(嗅ぎ分けテスト)が2025年5月から廃止されたことで、実際の精油を用意しなくても合格できるようになりました。学習のハードルは以前よりも下がっています。

おすすめの教材・講座

教材 特徴
「アロマテラピー検定 公式テキスト 1級・2級」(AEAJ) 試験範囲を完全カバーした唯一の公式教材。これ1冊で基本は揃う
「アロマテラピー検定 公式問題集 1級・2級」(AEAJ) 過去問と解説収録。本番形式で実力確認に最適
「アロマテラピー精油辞典」(各出版社) 精油プロフィールの補足・深掘り学習に
「よくわかるアロマテラピーの教科書」(ナツメ社) 図解が豊富で独学者に使いやすい参考書

独学のポイントは「精油カードを自作する」こと——精油名・原料植物・抽出部位・主な作用・注意事項を1枚にまとめて携帯すると、隙間時間に効率よく暗記できます。1・2級の出題範囲が重複するため、1・2級同時受験が最もコスパのよい戦略です。

この資格を活かすには

活用シーン 詳細
自宅でのアロマ活用 芳香浴・バスソルト・クリームを安全に作れる実践力を身につける
美容・ヘルスケア業務 エステサロン・美容室・ヨガスタジオでの知識活用
アドバイザーとしての活動 1級合格+AEAJ入会でアロマテラピーアドバイザーへのステップアップが可能
さらなるプロ資格へ アロマテラピーインストラクター・アロマセラピスト(実技資格)を目指せる

関連資格:

  • JAA認定アロマコーディネーター: 日本アロマコーディネーター協会(JAA)が認定する別団体のアロマ資格
  • NARD認定アロマアドバイザー: フランスNARD協会系のメディカルアロマ資格。より専門的な方向け
  • ハーブ検定(日本ハーブソサエティー): 植物・ハーブの知識を広げたい方向け。アロマと知識的に重なる部分が多い
  • リフレクソロジスト: ボディケア系の実技資格。アロマとの組み合わせでサービスの幅が広がる
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