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AWS認定クラウドプラクティショナー

AWS認定クラウドプラクティショナー
IT・情報難易度: ★★☆☆☆更新日: 2026年4月2日
合格率: 約70〜75%(推定)
勉強時間: 約40〜80時間
受験料: 15,000円(税別)

AWS認定クラウドプラクティショナーの概要

これ、実はエンジニアだけが取る資格じゃないんですよね。AWS認定クラウドプラクティショナー(CLF-C02)は、AWSが提供するクラウドコンピューティングの基礎知識を証明する入門資格ですが、営業・企画・マーケティング職が取得するケースが増えていて、それも当然で、いまやクラウドを知らずにIT関連のビジネスを語れない時代になっているからです。

試験としては、AWSサービスの全体像・クラウドの基本概念・料金モデル・セキュリティの基礎を幅広くカバーしています。AWS認定の中で最も入門レベルに位置づけられており、上位のソリューションアーキテクト・アソシエイト(SAA-C03)へのステップとして使われることも多いです。2022年にCLF-C01からCLF-C02に改訂され、最新のAWSサービスや概念が追加されています。

対象者と前提知識

受験資格の制限はありません。AWSの実務経験がなくても受験できます。Amazonは「クラウドおよびAWSに関する基礎的な知識と6ヶ月の実務経験」を推奨していますが、必須条件ではないです。

向いているのはこういう人たちなんですよね:

  • クラウド未経験のITエンジニアが上位資格への足がかりとして
  • IT職への転職を目指す非エンジニア(営業・事務・企画)
  • AWSを使うチームにいるが技術背景がないビジネス職
  • SES・SI企業に入社したばかりの新卒エンジニア

前提知識は「ゼロでもOK」ですが、パソコンの基本操作ができる程度のITリテラシーがあると学習がスムーズです。

出題範囲と試験形式

試験の核心を押さえましょう。CLF-C02の試験構成はこうなっています。

項目 内容
試験コード CLF-C02
出題形式 多肢選択式・複数選択式
問題数 65問
試験時間 90分
受験方法 テストセンター or オンライン(自宅受験)
言語 日本語対応あり
合格基準 700点以上 / 1000点満点
受験料 15,000円(税別)

試験ドメインと出題割合(CLF-C02)

ドメイン 出題割合 ポイント
クラウドのコンセプト 24% IaaS/PaaS/SaaS、責任共有モデル
セキュリティとコンプライアンス 30% IAM、KMS、Shield、WAF
クラウドテクノロジーとサービス 34% EC2/S3/RDS/Lambda等200以上のサービス
請求・料金・サポート 12% 料金体系、Trusted Advisor、サポートプラン

ここがポイントで、セキュリティとクラウドテクノロジーで6割以上を占めています。この2分野を重点的にやるのが合格への王道ルートです。

よく出るAWSサービス一覧

分野 主なサービス
コンピューティング EC2、Lambda、ECS、Elastic Beanstalk
ストレージ S3、EBS、EFS、Glacier
ネットワーク VPC、CloudFront、Route 53、ELB
データベース RDS、DynamoDB、Redshift、ElastiCache
セキュリティ IAM、AWS Shield、WAF、KMS、Cognito
管理・監視 CloudWatch、CloudTrail、Config、Trusted Advisor

全部を深掘りしなくていいんですよね。「このサービスは何のためにあるか」という用途・特徴を浅く広く把握することが目標です。

合格率・難易度の分析

Amazonは公式な合格率を公表していませんが、受験者のブログや掲示板の情報から70〜75%程度と推定されています。

他のIT資格と比べてみると位置づけが分かりやすいです:

資格 合格率(推定) 難易度
AWS CLF-C02(本試験) 70〜75% ★★☆☆☆
AWS SAA-C03(アソシエイト) 55〜65% ★★★☆☆
基本情報技術者試験 40〜50% ★★★☆☆
ITパスポート 約50% ★☆☆☆☆
応用情報技術者試験 20〜25% ★★★★☆

入門資格として設計されているため合格率は高いですが、AWS未経験者が準備なしで受けると落ちるケースもあります。試験に出るサービスは200以上あり、暗記より理解が問われる設問が増えているので注意です。

ITパスポートより難しく、基本情報技術者よりは易しい——このくらいの感覚で臨むとちょうどいいです。

効率的な学習アプローチ

実は、AWS Skill Builderの無料コンテンツだけでも合格できるんです。有料教材を買わなくていい資格の代表格です。

推奨学習期間

バックグラウンド 期間 1日の学習時間
IT経験者(クラウド未経験) 1〜2ヶ月 1時間
IT未経験者・文系社会人 2〜3ヶ月 1〜2時間

学習ステップ

  1. AWS Skill Builder(無料)で全体把握: 「AWS Cloud Practitioner Essentials」コース(日本語字幕付き・約6時間)が公式無料コンテンツ。まずここから始めるのがベストです
  2. 公式試験ガイドでドメイン確認: 4つのドメインと出題割合を把握。全部を深掘りするのではなく、サービスの用途を掴む
  3. 模擬試験で本番感覚を養う: Udemyの模擬試験(Jon Bonso等の有名コース)で繰り返し演習。解説をしっかり読んで理解を深める
  4. AWS無料利用枠でハンズオン(任意): AWSのFree Tierを使い、実際にEC2やS3を触ると知識の定着が違います

おすすめ教材

教材 特徴 費用
AWS Skill Builder 公式無料コース、模擬試験20問付き 無料
「AWS認定資格試験テキスト AWS認定クラウドプラクティショナー」(SBクリエイティブ) 日本語の定番テキスト 約2,700円
Udemy「AWS 認定クラウドプラクティショナー 模擬試験問題集」(Jon Bonso日本語訳版) 実践的な模擬問題650問以上 セール時1,500円〜
「この1冊で合格!AWS認定クラウドプラクティショナー テキスト&問題集」(技術評論社) 図解が豊富で初心者向け 約2,400円

取得後のスキルマップ

クラウドプラクティショナーを取ったあとのキャリアパスは大きく2方向あります。

AWS認定の上位パス

資格 対象 難易度
AWS SAA-C03(ソリューションアーキテクト・アソシエイト) アーキテクト・設計者 ★★★☆☆
AWS DVA-C02(デベロッパー・アソシエイト) 開発者 ★★★☆☆
AWS SOA-C02(SysOpsアドミニストレーター) 運用・インフラ担当 ★★★☆☆
AWS SAP-C02(ソリューションアーキテクト・プロフェッショナル) 上級アーキテクト ★★★★☆

次のステップとしては、SAA-C03が転職市場で最も評価されます。クラウドプラクティショナーで基礎を固めてから3〜6ヶ月でSAAを狙うのが王道コースです。

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資格 ベンダー 位置づけ
Google Cloud Associate Cloud Engineer Google マルチクラウド対応を目指す場合にセット取得
AZ-900(Azure Fundamentals) Microsoft Azureの入門資格。AWSと同レベル
基本情報技術者試験 IPA(国家) IT全般の基礎。AWSと組み合わせると強い

クラウドプラクティショナー単体の市場価値は限定的ですが、実務経験やSAAと組み合わせることで転職・昇給での説得力が増します。「クラウドを知っている人」から「クラウドで設計できる人」へのステップとして、最初の一歩としては確かな資格です。

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