陸災防フォークリフト荷役技能検定とは?1級・2級の日程、受検資格、費用
陸災防フォークリフト荷役技能検定は、フォークリフトを使う荷役作業の技能を1級・2級で評価する検定です。厚生労働省が2025年3月に「団体等検定」として認定しました。この記事では、2026年度の残る日程、等級ごとの受検要件、試験方法と費用をまとめます。フォークリフトの運転資格そのものとは別の制度なので、受検を考える方は両者を分けて確認してください。

陸災防フォークリフト荷役技能検定は、フォークリフトを使う荷役作業の技能を1級・2級で評価する検定です。厚生労働省が2025年3月に「団体等検定」として認定しました。この記事では、2026年度の残る日程、等級ごとの受検要件、試験方法と費用をまとめます。フォークリフトの運転資格そのものとは別の制度なので、受検を考える方は両者を分けて確認してください。
陸災防の2026年度案内によると、第1回検定日は2026年10月14日、第2回は2027年1月22日です。10月14日回は申請期間が9月11日に終わっており、2026年10月11日時点では試験日を3日後に控えています。次回の検定日として案内されているのは2027年1月22日です。陸災防の1級・2級受検案内で会場別の試験科目を確認できます。
次回の申請期間は等級と受検経路で異なります。
| 受検区分 | 2027年1月22日回の申請期間 |
|---|---|
| 2級 | 11月2日~12月18日 |
| 1級・通常の受検 | 11月12日~12月18日 |
| 1級・認定1級実技合格者の学科のみ | 11月2日~12月18日 |
陸災防の現行1級ページは通常ルートの開始日を「11月12日(月)」と表示していますが、2026年の暦では11月12日は木曜日です。この記事では日付を示して曜日は省略し、申請前に最新の公式案内を確認するよう案内します。
2027年1月22日は、1級では栃木・群馬・東京・静岡が学科のみ、愛知が学科・実技です。2級では栃木・群馬・東京が学科のみ、静岡・愛知が学科・実技です。特別な「認定1級実技合格者」経路もあるため、通常の1級日程と申請期間を混ぜず、1級の通常案内と認定1級実技合格者向け案内、2級案内をそれぞれ確認してください。陸災防は各会場の定員を約20人とし、申込人数が5人に満たないと開催中止となる場合も案内しています。申請前に空席状況を確認し、申請は郵送またはFAXで行います。
名前に「技能検定」とありますが、国の技能検定(合格すると技能士を名乗れる国家検定)とは別です。厚生労働省は、国の技能検定、団体等検定、認定社内検定を別制度として整理しており、団体等検定は基準を満たす民間検定の枠組みを認定する制度と説明しています。陸災防の検定は2025年3月にこの団体等検定として認定されています。厚労省の制度説明と陸災防に関する認定事例を参照してください。
また、フォークリフト荷役技能検定は、運転技能講習の修了者など、すでに運転資格を持つ人の荷役技能を評価する検定です。厚労省は、フォークリフト運転業務には最大荷重1トン以上の場合は運転技能講習修了、1トン未満の場合は特別教育が必要と説明しています。したがって、この荷役技能検定の合格証は、運転技能講習修了証や特別教育の修了記録の代わりにはなりません。運転資格を与えたり、更新したりする試験として扱わないよう注意してください。厚労省の説明に基づく制度上の区別です。
2級の受検資格は、フォークリフト運転技能講習を修了し、その後2年以上の実務経験があることです。1級の通常ルートは、荷役技能検定2級合格後2年以上の実務経験があることです。2026年度の1級案内では、通常ルートの対象を令和6年度以前に実施された2級試験の合格者としています。過去の一部合格者には、当該年度を含む3年度間、合格済みの学科または実技の免除があります。全国フォークリフト運転競技大会の成績に基づく「認定1級実技合格者」は、別の案内から学科のみを受ける経路があります。自分の経歴が受検資格に該当するかは、該当する年度・経路の陸災防公式案内で確認してください。
1級・2級とも学科は50問の○×方式、40分です。学科に加えて、実技では点検試験と運転試験があります。学科は満点の80%以上で合格、実技は点検と運転の合計で80%以上、かつ両方の科目それぞれで60%以上が合格基準です。1級はカウンターバランス式のみ。2級はカウンターバランス式に加え、埼玉・愛知会場ではリーチ式も選べます。会場によって学科のみの受検となるため、希望地で実技も受けられるかを確認してください。1級案内・2級案内に試験構成と会場が掲載されています。
| 等級 | 学科 | 実技 | 学科・実技の合計 |
|---|---|---|---|
| 1級 | 会員5,500円/非会員6,600円 | 会員27,500円/非会員33,000円 | 会員33,000円/非会員39,600円 |
| 2級 | 会員5,500円/非会員6,600円 | 会員22,000円/非会員26,400円 | 会員27,500円/非会員33,000円 |
金額はいずれも税込で、振込手数料は申込者負担です。陸災防の級別受検案内・2級案内で最新額を確認してください。なお、認定1級実技合格者向けの学科のみ受検案内では、1級学科受検料は5,500円(税込)と記載されています。この専用経路は通常の会員・非会員別料金とは別案内です。
陸災防が公表する2025年度第2回(2025年12月3日実施)の結果では、1級は受検者23人のうち20人が全科目合格で、合格率は20/23から計算した87.0%です。一部合格者は0人でした。1級の公式結果を参照してください。2級は受検者39人のうち22人が全科目合格で、合格率は22/39から計算した56.4%、一部合格者は9人でした。2級の公式結果に掲載されています。いずれも一回分の結果であり、年度全体の合格率や今後の受検者の合格可能性を示す数字ではありません。
物流専門紙「物流ウィークリー」は2025年7月、F-LINEの第5回全国フォークリフトオペレーターコンテストについて、800人以上の予選を勝ち抜いた27人が参加し、競技の一部に陸災防の2級検定の試験基盤を採用したと報じました。陸災防の基準に達した参加者は2級を取得できる形だったとしています。同紙の報道は、検定が一社の技能育成・評価に使われた一例です。通常の受検者の成績や一般的な合格率を示すものではありません。
陸災防の現行案内に標準学習時間の記載は見当たりません。受検者の経験、受検する科目、職場での訓練などで準備は異なるため、一般化した勉強時間は示しません。
この記事の日程・受検資格・試験方法・費用は、2026年10月11日に陸災防および厚生労働省の公開資料で確認しました。