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ハングル能力検定

ハングル能力検定
語学難易度: ★★☆☆☆(5〜4級)/ ★★★★☆(1〜2級)更新日: 2026年4月2日
合格率: 5級:約80% / 4級:約70% / 3級:約55% / 準2級:約40% / 2級:約25% / 1級:約10%
勉強時間: 約40〜80時間(4級)/ 約200〜400時間(2級)
受験料: 3,960円(5〜4級)〜 8,800円(1〜2級)

ハングル能力検定とは?挑戦する意味

ハングル能力検定(通称「ハン検」)は、特定非営利活動法人ハングル能力検定協会が主催する、韓国語の総合的な言語能力を測る日本最大の韓国語検定試験だ。1993年に始まり、累計受験者数は230万人以上に達している。

ちなみに、現在は韓国語検定として「TOPIK(韓国語能力試験)」も広く知られているが、ハン検は「日本語話者向けに設計」された試験であり、日本語との比較や翻訳・作文の要素が含まれる点が特徴的だ。国内企業での語学力証明としてはハン検、海外(韓国)での認知度にはTOPIKが強い。

5級から1級まで6段階(5・4・3・準2・2・1級)で構成されており、ハングル文字の読み書きから流暢な会話・翻訳レベルまで対応する。年に2回(6月・11月)実施される。

各級のレベルと到達目標

到達レベルの目安
5級 ハングルの読み書き・基本あいさつ
4級 簡単な日常会話・自己紹介
3級 日常的な会話の読み書き
準2級 自然な日常会話・ビジネス基礎
2級 幅広い社会的テーマの議論・翻訳補助
1級 最高度の運用能力・通訳・翻訳

「K-POPや韓国ドラマを字幕なしで楽しみたい」なら3〜準2級が一つの節目。「韓国ビジネスで使いたい」なら2級が実用的なラインだ。興味深いことに、5級から4級への到達には「ハングルの文字習得」という明確なゴールがあり、達成感を得やすい最初のマイルストーンとなっている。

試験の仕組み

入門(5・4級)

項目 5級 4級
形式 筆記+聴解 筆記+聴解
試験時間 計60分 計60分
出題内容 ハングル文字・基本語彙・初歩文法 日常語彙・基本文型・読解
合格基準 正答率60%以上 正答率60%以上

中級(3・準2級)

項目 3級 準2級
形式 筆記+聴解 筆記+聴解
試験時間 計70分 計80分
出題内容 日常会話・慣用表現・文章読解 複雑な表現・ビジネス語彙・作文
合格基準 正答率60%以上 正答率60%以上(一部70%以上)

上級(2・1級)

2・1級は記述式(作文・翻訳)が加わり、韓国語と日本語の双方向の翻訳能力が問われる。試験時間は計90〜100分。1級合格者は通訳・翻訳の実務レベルの力を持つとされる。

受験資格の制限はなく、年齢・学歴を問わず誰でも受験できる。

受験料
5・4級 3,960円
3級 5,500円
準2級 6,600円
2級 8,800円
1級 8,800円

レベル別の学習ロードマップ

Phase 1:文字習得(5〜4級・1〜2ヶ月)

韓国語学習の最初のステップは「ハングル文字(母音14個・子音19個)の習得」だ。ちなみに、ハングルはアルファベットのような表音文字であり、規則性が高いため、多くの学習者が1〜2週間で読み書きの基本を習得できる。ここが他の外国語と大きく異なる学習の始まりやすさだ。文字を習得したら、基本語彙と日常あいさつの習得(週3〜5時間)に進む。

Phase 2:日常会話の構築(3〜準2級・3〜6ヶ月)

日本語と韓国語は文章構造が非常に似ているため、文法の習得スピードが速い。助詞の対応関係を掴めば、読解力が一気に伸びる段階だ。K-POPや韓国ドラマをシャドーイング素材として活用すると、リスニングと発音が同時に鍛えられる。週5〜8時間のペースで。

Phase 3:実用・ビジネスレベル(2〜1級・1年以上)

複雑な表現、慣用句、ビジネス語彙を習得する段階。ニュースや新聞(朝鮮日報オンライン版など)を読む習慣と、実際の韓国語話者との会話練習が実力を押し上げる。

おすすめ教材と学習ツール

用途 教材・ツール
文字・入門 「一発合格!ハングル能力検定試験5級」(高橋書店)
文法体系 「できる韓国語」シリーズ(DEKIRU出版)
過去問演習 ハン検公式過去問集(各級対応)
語彙増強 「キクタン韓国語」(アルク)シリーズ
リスニング TBSリアルタイム(韓国語ラジオ)・KBSワールドラジオ

K-POPファンには「좋아요(いいね)」から始まる語彙学習アプリが親しみやすい入口になる。

合格率と突破のコツ

合格率目安
5級 約80%
4級 約70%
3級 約55%
準2級 約40%
2級 約25%
1級 約10%

3級から合格率が大きく下がる。準2級以上は「日常会話できる」だけでなく、複雑な表現や文脈理解が求められ、純粋な学習量が合否を分ける。

突破のコツ3選

  1. 語尾・活用を徹底的に習得する: 韓国語の複雑さの大半は「語尾活用」にある。パターンを体系的に理解することが最も効率的だ
  2. 毎日聴き続ける: K-POPやドラマを「ながら聴き」するだけでも、耳が韓国語のリズムに慣れる
  3. 作文(書き取り)を習慣にする: 2級以上の記述問題には、実際に書く練習を積んでおくことが欠かせない

関連資格

  • TOPIK(韓国語能力試験): 韓国政府認定の国際標準試験。韓国での留学・就職・永住申請に必要
  • 中国語検定(中検): 東アジア言語のもう一つの人気語学検定
  • 日本語検定: 日本語の正確な運用能力を測る国内試験
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