ボイラー技士

建設・土木更新 2026年9月27日
ボイラー技士
合格率 / Pass rate
2025年度(令和7年度)特級34.0%(128/377)・一級50.5%(2,207/4,372)・二級52.9%(11,303/21,349)
勉強時間 / Study
公式発表なし(独立した受験記の一例は約50時間)
費用 / Fee
各級の学科試験8,800円(非課税)

ボイラー技士は、ボイラーを取り扱うための国家免許です。確認したいのは、試験を受ける条件と、合格後に免許が交付される条件の二つです。二級試験は受験資格が不要ですが、合格だけで免許は交付されません。

2026年度は級と試験会場ごとに日程が違う

安全衛生技術試験協会は二級・一級・特級の3区分を実施しています。日程は級と会場ごとに異なります。2026年度は二級が9月28日・10月14日など、一級が11月18日など、特級が10月26日などです(二級、一級、特級)。日程表に日付があっても申込枠が残っているとは限りません。

オンライン申請は試験日の2か月前から14日前まで、書面の郵送申請も希望日の2か月前から14日前の消印までです。窓口持参は休業日を除く2日前まで。定員に達すると早く締め切られ、出張試験は地区ごとに受付期間が異なります。申請前に各級の日程とオンライン申請の案内を確認してください。

試験を受ける条件と免許を取る条件

二級試験は学歴・実務経験・年齢の受験制限がなく、本人確認書類を添えて申請できます。ただし、満18歳未満には免許証が交付されないため、免許申請は18歳以降です(二級の受験案内、厚労省の職業情報、合格後の手続き)。一級の通常の受験資格は二級免許、特級は一級免許ですが、関連学科修了後の実地修習など別経路もあります。各級の受験資格表で条件を確認してください。

区分 代表的な受験資格 試験形式・時間
二級 不要 4科目・各10問、3時間
一級 二級免許など。学歴・実地修習などの別経路もあり 4科目・各10問、4時間(休憩なし)
特級 一級免許など。学歴・実地修習などの別経路もあり 4科目・各6問、合計4時間

3区分とも「ボイラーの構造」「取扱い」「燃料及び燃焼」「関係法令」が主な科目です。学科試験の合格基準は、各科目40%以上かつ合計60%以上です。試験時間や受験資格は級で違い、二級の条件をそのまま一級・特級に当てはめることはできません。二級の公式試験案内、一級、特級を参照してください。

免許交付は試験とは別の手続きです。二級では、試験合格後にボイラー実技講習の修了など法令上の要件を満たし、該当する証明書類を添えて申請します。学歴・訓練・実務経験など、要件ごとに必要書類や期間が異なります。一級・特級も、免許申請に実務経験証明が必要な場合があります。厚生労働省は令和8年度改定版の実務経験証明書を掲載しています。合格通知と免許証を同じものと考えず、協会の合格後手続きと厚生労働省の申請案内を確認してください。

現場で必要になる区分を確認する

小規模・小型を除くボイラーは、ボイラー技士免許を受けた人でなければ取り扱えません。さらに作業主任者の選任には伝熱面積に応じた区分があります。

伝熱面積 選任できる免許(原則)
25㎡未満 二級・一級・特級
25㎡以上500㎡未満 一級・特級
500㎡以上 特級

ただし貫流ボイラーだけを扱う場合、500㎡以上でも一級で選任でき、特級を要しない扱いがあります。小規模・小型ボイラーも別扱いです。この面積は作業主任者の選任基準で、設備の取扱い範囲そのものを示す境界ではありません。二級、一級、特級の案内に区分ごとの説明があります。

受験料と最近の合格率

各級の学科試験手数料は8,800円で、非課税です。これは受験料であり、免許交付に必要な講習や証明書類の費用を含む総額ではありません。合格率は級ごとに毎年度公表されています。最新の2025年度(令和7年度)は次のとおりです。

区分 受験者数 合格者数 合格率
特級 377人 128人 34.0%
一級 4,372人 2,207人 50.5%
二級 21,349人 11,303人 52.9%

この合格率は2025年4月から2026年3月までの学科試験実績です。年度と分母をそろえて比べるため、年度の異なる数字や実技試験の率と混ぜていません。試験協会の統計では受験者数・合格者数とともに掲載しています。

学習時間は受験者一人の記録と分けて読む

試験協会は標準学習時間を公表していません。2026年4月に二級合格を報告した受験者の記録では、本人は約1か月半・約50時間の学習で合格し、通知時点では実技講習を未受講、免許申請もまだとしていました。これは一人の体験談です。50時間を標準と見積もったり、合格を免許取得と同一視したりする根拠にはなりません。本人の体験記

学習用には、安全衛生技術試験協会の過去問題に加え、日本ボイラ協会の2026年版二級問題解説書があります。教材は受験年度の出題範囲に合わせて選びます。

参考文献・出典

情報確認日:2026年9月27日。受験資格・免許交付条件は公式協会と厚生労働省資料を照合しました。受験者の学習時間は個人の申告例で、公式の目安にはしていません。

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